after-20years
ガンダム00の捏造2次創作ブログ。
ネタが出てきたので形にするため走り書きメモブログになります。


さてはて、2次創作なんてはじめてですし
小説なんて書いた事ないTOMが挑戦しながら
それでも想像で膨らませた00熱をなんとかせねば!と
書き連ねて行くブログです。

以下の項目が許せる方のみつたない文章ですがお読みいただけると嬉しく思います。

・本編(セカンドシーズン)から20年後の話です。
・各キャラクターの子供が出てきます。
・各キャラクターも20年歳月が経ってるので全員それなりの年をとっています。(爆)
・刹那が故人です。
・主人公は刹那の 娘 です。


週末夜にチャットを開催します。
おおよそ時間は23:00頃からになります。
こちらからどうぞ!!


20-years-after 揺れるユニオン・フラッグ-03 忍者ブログ

20-years-after

「 揺れるユニオン・フラッグ-03 」

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2025.05.14 Wednesday 16:59

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揺れるユニオン・フラッグ-03

2009.03.22 Sunday 02:35

「…研究機関は…
新しいモビルアーマーや武器を、
『道具』を作る。
その『大きな力』を、どのように使い
何を破壊し、創造するか…
それは、君次第だよ。
ティム・エーカー。」

部屋を出て行ったかつて同僚だった男の息子を
思いながら、ビリー・カタギリは
一人呟いた。

_______________________________________________________________



フラッグファイターの訓練は
日を追うごとに実践的なものが多くなっていった。
シミュレーターでの訓練プログラムを
一定基準に達したものは
実機での地上シミュレーションに入る。

ティム・エーカー
アイシャ・エリア(刹那=イシス)達が
入隊してから10日程がすぎていた。

今日は新型フラッグのテスト準備をする予定になっている。
パイロットは

エリオット・デ・マンセル
メルセデス・レート
アイシャ・エリア
ティム・エーカー
スン・ギドゥ

の5名で行われる。
ザウル・ダンは
別の研修予定が入っている為不参加となっていた。

新型フラッグに搭載される機能は
まだ知らされていない。
その新機能と操作手順、
また、結果確認の為にビリー・カタギリ始め
研究機関の人間がここのところ、基地を闊歩しているのだ。

テスト機体は6機。
その内コンディションのいいものを選び、
テストに掛ける。

__________________________________

基地内、宿泊施設、早朝。
食堂には既にテストパイロットのメンバーが朝食をとっていた。
部屋で朝食を軽くとるものもいるので
正確にはティム、エリオット、メルセデスの3名だけが
食堂で顔を突き合わせて
食事をしていた。

勿論、交代勤務の隊員もいるので
時間を問わず食堂には誰かがいる状態ではあった。

そんな中、食事を終わらせたティムが
疑問を口にした。

「おい、他のメンバーはまだ来ないのか?」

疑問にメルセデスが答える。

「自分の部屋で食べてくるんでしょう?
そういや…アイシャは来るっていってたんだけどなぁ…
一緒に食べようって私誘ってたから。」

そう言いながらメルセデスは食堂の入り口を振り返る。
それを聞いたティムは立ち上がる。

「じゃあ、俺…呼んでこようか。
俺、もう食べ終わったし。
メルセデスは食べとけばいいよ。」

「うん…ありがと。」

ティムはそれを聞くと食堂を後にした。

___________________________________

アイシャ・エリアは自室で
携帯端末からロックオン・ストラトス…スェウ・ディランディと
連絡を取っていた。

「昨日、伝えていた通り
今日、新型フラッグのテスト準備が始まる。
スメラギからのミッションプランも届いている。
あとは、ミッションスタートのタイミングを計ってもらって
スメラギのゴーサインを待つところだな。」

端末の画面には作業員姿のロックオンが映っている。

「ああ、こちらも確認している。
指示されているポイントに
お前のガンダム・ファネルと
俺のガンダム・ゼルクはスタンバイさせてある。
…ま、使う必要が出なければいいんだけどな。」

「今日は…必要になるとは思わないんだけどな。
明日以降、使う可能性が高そうだ。
宜しく頼む。」

そんなやり取りをしていると、
アイシャ−刹那の部屋を誰かが訪ねて来た

「人が来た。切るよ。」
「ああ、気をつけて。」

端末に少し心配そうな表情になったスェウが映る。
それを見たイシスは軽く苦笑する。

「スェウは心配し過ぎなんだよ。大丈夫だって。」

それを聞いたスェウの表情が険しくなった。

「…お前は前科があるだろう?」

軽く溜息をつきながらスェウは続けた。

「ま、お前ならもう大丈夫だな。
少なくとも俺は信じてるから。」

そう言うスェウにイシスは端末に笑顔を向けた。

「任せなさい♪」

それを機に通信を切ると
イシスはアイシャの顔を作りドアに向かう。

___________________________________

「誰?」

そう言いながらドアが開く。
インターフォンがあるのに利用せず
いきなりドアを開けるところは不用心ではないか。
そんな疑問を抑えながら
ティム・エーカーは絵の前に現れた女性に
食堂でメルセデスが気にかけていた事を告げる。

「あ、そうか。
急いで向かうよ。ありがとう。
…ティムはもう済ませた?」

身長差から、少し上目遣いに微笑みながら
イシス…アイシャ・エリアは礼を言う。

エキゾチックな美人とはこういう女性を言うのだろう。
そう感じていたティムはその上目遣いにどきりとしながら
自分が朝食を済ませた事を伝えようとした。
だが、それでこの朝の貴重な時間が無くなるのは惜しい気がした。

「俺は食べた。
けど…眠気覚ましにコーヒー飲みたいから、
よかったら一緒に向かわないか?」

ティムは、食堂の方向へ指を向けながら
アイシャを誘った。

「そうね。まだ少し時間はあるし。
朝食済んだら、直ぐにでも動ける様に
着替えは済ませたから。」




どうだ、と言わんばかりにアイシャは背筋を伸ばしてみせる。
今日はテスト準備と研究所員への挨拶と言う
儀式的な事柄が多いため、
制服も女性はいつものスラックスではなく、
膝上丈のタイトスカートにパンプスと言う
いかにも女性らしいスタイルになっていた。
ティムがどきりとしたのもいつもと違うスタイルのせいだと
ティムは自分自身に言い聞かせているようだ。

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COMMENT
(*´∀`*)ほぉ
by 銀サチ 2009.03.22 Sun 08:10 EDIT

フラッグ6機あるんですねぇ あと1機は誰が乗るのかなぁ
↑考えすぎですかねwww

ちょっとティムくん 可愛いじゃないかぁ
上目遣いで見られたからって
ドキドキしちゃってもぉぉぉ(*´∀`*)

こういうの好きですよぉ!!!!!!!!!!

>銀サチさん
フラッグは開発途中なので
予備機とか…そんな感じですね(笑)
機体数に深い意味はなかったのですが…(^^;;

ティム、ちょっとドキドキな話になりますねwww
こういうラブコメ系は上手く書けるか正直自身がないのですが…
頑張ってティムをドキドキさせます!!!(笑)

ティムのドキドキした顔がイラストで見れますか…ね?(←プレッシャー?)
From TOM 2009.03.22 Sun 09:57
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