20-years-after

「…とうさん…」
ティム・エーカーは父、グラハム・エーカーに
震える手をやんわりと押さえられたまま、
銃を握りしめた手と同じ様に震える声を絞り出した。

「いい…今は何も言わなくても。」

ゆっくりと言い聞かせる様にグラハムは
ティムを安心させるよう微笑んだ。


つづきはこちら

その日、イシスは久しぶりの休暇と宇宙空間で従事するものに課せられている
『帰還日』になっていた。
起動エレベーターから地上に降り、
潜伏先と指示をされたアパルトメントに向かう。
今まで、自分の父親と過ごしていたアパルトメントがあると言い出したのだが、
そこは既に引き払われ、解体作業が進んでいた。
ソレスタルビーイングの一員となり、
ましてやガンダムマイスターになる以上は、
過去のつながりはお互いの命に関わる場合も出てくる。
情報を引き出さんとする輩が何をするか判らないのだ。

つづきはこちら

時間的な問題もあり、
翌日ティエリアから渡したいものを貰うという話になったイシスは、
呼びだされると素直にティエリアの部屋へと向かった。
入り口に立ち止まると、中からドアが開いた。
あまりのタイミングに驚いたが、
ちょうどいい、とティエリアがイシスを部屋へ招き入れた。
イシスが部屋へ入ると背後でドアが閉まる。

「で、何なんだ？渡したいものって…」
つづきはこちら

ちょうど放映されてた場所を
何度も本編を見ながら書きました
…おかげで刹那が出庭ってます…
おかしい…ライアニュの話書いたはずだったのに…（＾＾；

つづきはこちら

もう、自分どんだけ２０話に打ち抜かれてるんだ！って感じです。はい。
本編より今はこっちの方がどんどん話が出てきてエラいこっちゃです。（爆）

ってなわけで、今回はふるい曲なのですが
私の好きなアーティストである　種　ともこ　さんの曲から書いてみました。

かなり古い曲でwebで探しても音源が出てこなかったので
いちばん最後に歌詞を置いていきます。
ふ、と思い出して…刹那に重ねてしまった歌詞です。
泣きたくなる寸前の微妙な気持ちを書いている
切なくて素敵な歌詞だと思います。

今回のSSはニールさんがちらっと出ます。
ですが…SS内では歌詞の様に頭をなでたり
抱きしめてあげるような『甘さ』はありません。
それでも、ニールならではの刹那に対する『優しさ』が
垣間見えたらと思います。




つづきはこちら

２０話を見てからふと書いてみた
ライアニュSSです。
２０話と離れていますが
こんな事もあったねぇという感じになればと思って書いてみました。

テーマは『アニューを可愛く！！』です。（笑）
もう、ひたすら可愛いアニューたんが書きたかったんです。そんだけ。（爆）
つづきはこちら

「父は…刹那・F・セイエイ…ソラン・イブラヒムは
自分の両親を殺害した。」

まっすぐ正面を見据えて話すイシスの表情は父親と同じものであった。
それを聞いたマイスター、マイスター候補の顔が
各々の反応を見せる。
つづきはこちら

「…アレルヤは…あの４年間の大半を捕虜として過ごさざるを得なかった。
そのアレルヤを救出に向かったのは
他の誰でもない、刹那だった。」

ティエリアが続けて話し出した。


つづきはこちら

「教えてほしい。父さんを…『刹那・F・セイエイ』を。
あの人の生きた証を。」

イシスは、願う様に室内を見回した。



つづきはこちら

「……娘だったんだ……」
「失礼だけど…気付かなかったぜ…えぇ？」

「そうだ。イシス・イブラヒムは刹那・F・セイエイの娘だ。」

きっぱりと言い放つティエリアにスェウとアレクセイの２人は
目を丸くさせていた。




つづきはこちら